まずは、アクセラの2WD車と4WD車を使って直線路、線回路で操縦安定性のテストを行いました。
まず2WDから試乗したのですがテスト時は雨も降っており、路面状況は超スリッピーな状態。2WDでは直線を加速するだけでも、後輪がフラフラとしているのがわかるほどです。
旋回路ではパイロンスラロームをしましたが、ハンドルを切ってもクルマはアンダーステアによって思うように曲がらずパイロンに近づくどころかどんどん離れていく始末。そして次のパイロンに向かって加速もままなりません。自分の思いのままというよりはクルマのグリップが復活するのを気長に待つという状況でした。
一方のi-ACTIV AWD車は直線でのリアのふらつきがずいぶんと抑えられているので、ついついアクセルを踏んで速度が速くなります。しかし速度が上がってもコーナーへのブレーキングもしっかりできますし、旋回路でのスラロームでもアンダーステアはかなり軽減されています。
何より、次のパイロンに向かってキチンと加速していくのが実感できました。