2.5リッターターボながら227馬力と控えめに感じるスペックなのは、このエンジンが、いわゆるスポーツターボではなく、実用性能を重視した過給エンジンをコンセプトとしているためといいます。
つまり、ターボラグを感じさせないリニアな加速性能や実用燃費の向上が開発テーマのターボエンジンというわけです。
そのため公開されているスペックも北米でのレギュラーガソリン(AKI 87 日本のオクタン価表示で92相当)を前提としているもので、北米でのハイオクガソリン(AKI 93 日本のオクタン価表示で97相当)を前提にすると最高出力は250HP(186kW)までアップするということです。