【東京モーターショー15】日本はFCV、PHV、EV三位一体で環境対応をリードする!

「水素をつかう」では来年3月発売予定のFCV「CLARITY(クラリティ)」を出展。

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同車はエンジンルーム内に水素関連機器を集約することで5人乗りの室内スペースを確保しており、一回の水素充填で700km以上走行できるのが特徴で、車両価格は税込みで766万円(MIRAI+42万円)を予定。

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「水素とつながる」では外部給電機能を備えたFCV(EV含)から取り出した電力を交流電流に変換、平常時のアウトドアや災害時の非常用電源として、9kVAを供給可能な可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」を出展しました。

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FCV「CLARITY」に接続すれば一般家庭の約1週間分の電力を供給可能と言います。

同社は併せて着脱可能なモバイルバッテリーパックの活用を提案すると共に、そのバッテリーパックを電源とするパーソナルEVのコンセプトモデル「Honda MBEV(Mobile Battery EV)Concept」を参考出品しました。

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環境対応では基本的にトヨタ・ホンダがPHV、FCVを、日産・三菱はEV、PHEVを、スバル・マツダはPHVをそれぞれ主に開発を進めて行くことになるようです。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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