そこで、と云う訳ではありませんが次世代のスーパーチャージャー付きエンジンが単体展示されています。
このエンジンではスーパーチャージャーの吸入口の手前に電子制御フラップを設置。吸気の量や流れ方向を細やかに制御を行い、圧縮や燃焼の効率を更に高め、優れたパワーと燃費を実現するそうです。このフラップがなかなか開かない時間もあり、見学しにくい。
スーパーチャージャーの形式としてはバランス型を搭載します。自動車で採用されていたルーツ式やリショルム式とは異なり、軽量なコンパクトである事がバイク用として最大のメリットです。
バイクのエンジン出力はサーキットを除けば、これ以上の高出力は不要な感もありますが、より軽量コンパクトで高性能なエンジンを生み出す先駆けとなったり、小型スポーツカーのエンジンとして採用される事があるかもしれません。