【動画】ボルボの次世代コンパクトは共通構造でハイブリッドやオープンもある?

CMA platform side view with text

ボルボが2017年に発売予定のコンパクトモデルから採用するという「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)」は、VWのMQBの考え方に近いもので、フロントの車軸からバルクヘッド(ダッシュパネル)までの距離を固定しておいて、それ以外の寸法については自由度を確保しています。

つまり、ホイールベースやトレッド幅を変えることができるので、同一の基本設計ながら、クロスオーバーからオープンカーまで多くのバリエーションを展開することが可能なのだといいます。

また、イメージ画像からもわかるように、プラグインハイブリッドを考慮していますし、エンジン車にも対応。コンパクトクラスだけに3気筒、4気筒を想定している模様です。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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