トヨタが次期プリウスを皮切りに「TNGA」を適用拡大か?

トヨタ自動車が26日、同社が推進する取組み「もっといいクルマづくり」で2020年頃に世界販売の約半数に新プラットフォームを採用する計画を明らかにしました。

年内発表予定の新型プリウスとみられるFF系ミディアム車を皮切りに、FF系のコンパクト車・ラージ車、FR系へと順次、新プラットフォームを展開する計画のようです。

TOYOTA_TNGA(出展 トヨタ自動車)

共通化に向けてフレキシブル性を持たせたプラットフォームをグループ内の多くの車種に展開する手法はライバルメーカーのVWが「MQB」プラットフォームで先行しており、日産・ルノーアライアンスやマツダも同様な手法を採り入れています。

VW_MQB (出展 フォルクスワーゲン)

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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