スズキ、日産、トヨタがコンパクトHVを相次いで発売か?

日経新聞によると、2020年には国内の登録車に占めるHVの比率が4割超にまで高まる見通しと言います。

次期「スイフト」では8月に発売された新型「ソリオ」と同様、直列4気筒 1.2L直噴エンジンにモーターを組合わせた「マイルドハイブリッドシステム」が搭載される模様。

また同社が東京モーターショー15に出展予定のコンパクトクロスオーバー「IGNIS(イグニス)」にもHVが用意されているようです。

SUZUKI_IGNISSUZUKI_IGNIS

スズキのマイルドハイブリッドシステムは発進加速時に85km/hあたりまでISG(モーター機能付発電機)でエンジン出力を最長30秒間に渡ってアシストするタイプ。

専用のリチウムイオンバッテリーを搭載しており、減速時のエネルギー回生やアイドリングストップ後のエンジン再始動をISGが行い、無駄な燃料消費を抑制します。

 

SUZUKI_SOLIO

国内では燃費の良さや税負担の軽さなどからエコカー市場が拡大しており、HVの国内販売は昨年に初めて100万台を突破、国内の登録車の3割を占めました。

日産ではこれまで「フーガ」や「スカイライン」といった高級車や中型車がHVの中心でしたが、今後はコンパクトカーに展開することで、販売に弾みをつけたい考え。

NISSAN_NOTE

軽自動車税の増税により、軽の販売が足踏みする中、2016年には各社から手頃なコンパクトHVが相次いで発売されるようで、登録車の販売にようやく活気が戻る可能性が出てきました。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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