30年前に欧州ツーリングカーレースを制した「空飛ぶレンガ」とは?

ボルボといえば自動車界においては「安全」を象徴するブランドですが、それだけではありません。

いまから30年前、1985年のボルボは、サーキットでの速さと直結したブランドだったのです。

Volvo 240 Turbo

3点式シートベルトを生み出したことでも知られるボルボですが、1981年には市販車にターボエンジンを搭載するなどパフォーマンスの面でも他社に先駆けるチャレンジングな一面もありました。

そのターボエンジンを搭載したのが当時の主力モデルであった「240」です。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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