ゴルフGTEはひつまぶしのように異なる3つの味わいが楽しめる

エコカーは、走りの楽しさを犠牲にして燃費や環境性能に重要視する傾向が強いですが、今回試乗したプラグインハイブリッドカーのVW・ゴルフGTEもフツーのエコカー枠に収まってしまうのか、それとも“GT”の称号に相応しい走りを体感できるのか、とても気になるところです。

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VWゴルフGTEのパワートレインは、最高出力110kW(150ps)/最大トルク250N・mを発生する1.4L直噴ガソリンターボTSIと、最高出力80kW(109ps)/最大トルク330N・mを発生する電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載しています。

そして、ハイブリッドモデル専用にチューニングされた6速DSGは、電気モーターと遮断クラッチが一体化され非常にコンパクトです。

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電気モーターに電力供給を行うリチウムイオンバッテリーはリアアクスル前方に取り付けられ、フロントエンブレムに内蔵された充電ポートによって約3時間でフル充電することができ、EVとしてJC08モード燃費で53.1km、最高速度は130km/hまで走行することができます。

シート下にバッテリーを搭載するため、スペースが狭くなるというデメリットもありません。

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この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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