新型プリウスが欧州デビュー! 歴代モデルの変遷を追う 【フランクフルトショー2015】

米ラスベガスで9月8日にワールドプレミアされ、15日にフランクフルトショーで公開された新型プリウスの市販モデル。

TOYOTA_PRIUS_2016(出展 欧州トヨタ)

最近では欧米各社からもハイブリッド車が続々と登場するようになり、おりからの原油安の情勢もあって、燃費やデザイン以外の新たな魅力が必要になりつつあります。

そうした中、トヨタはかねてから準備を進めてきたクルマづくりの構造改革「TNGA」の成果である新プラットフォームを同車に初採用しました。

TOYOTA_PRIUS_2016

ハイブリッドシステムの軽量・コンパクト化やボディーの高剛性化に加えて、リヤサスペンションを上級クラスに使用されるダブル・ウイッシュボーン式にグレードアップ。

駆動用バッテリーを荷室から車両の中央付近に移動して動的運動性能を高めるなど、低燃費に加えて「走る楽しさ」についても、より高レベルで実現したとしています。 

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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