提携解消に至ったVWとスズキのリアルな舞台裏とは?

スズキが8月30日、2011年以降こじれていたVWとの提携解消にようやく目処が付いたと発表しました。 

VW-SUZUKI

同社が国際仲裁裁判所にVWとの資本業務提携の解消を申し立てていた件で、両社の契約が解除されたと認定するとともに、VWが保有するスズキ株の売却を命じる仲裁判断が下されたというもの。

2009年12月にスズキがVWと提携を結んでから6年弱、スズキ側の提携解消宣言から丸4年が経過しての決着となりました。

ここで今一度、両社による争議の経緯を簡単に振り返ってみましょう。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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