最後に、デモ走行を終えたばかりの山本左近選手がレーシングスーツを着て登場です。レーシングスーツ姿、やはりかっこいいですよね!F1女子にはたまりません^^元F1ドライバーでフォーミュラE最終戦のロンドンGPに、アムリン・アグリ・フォーミュラEチームから参戦した左近選手。デモ走行の感想、ロンドンGPの感想、フォーミュラEの魅力についてたっぷりとお話しをしてくれました。
「今日のデモ走行を凄く楽しみにしていた。実際に走ってみて、とても楽しかった。ファンの方達の声援を感じ、たくさんのお客さんに手を振ってもらって嬉しかった。こんなにお客さんの近くを走れるのはフォーミュラEならでは。」
「ロンドンGPは公園の外周を走る。普段、街の人がジョギングやサイクリングをする道。ホテルからサーキットまでも歩いて行け、街の中心地という感じがした。」
「フォーミュラEはモーターを使って走らせるので、今までにない音がする。静かなので、友達と会話しながら観戦できるのも魅力のひとつ。全戦市街地でやるので、ファンとの距離が近い。エネルギーマネジメントをするにあたり、今までにない運転技術が必要となる。」
「まだ来年の自分に対する決定事項はないが、フォーミュラEを通じてモータースポーツが発展すれば良いと思う。」
騒音のない、フォーミュラE。友達とレースについて話ながら見るのも、新しい観戦スタイルなのかもしれません。また、デモ走行後に長時間ファンサービスをしていた左近選手ですが、来てくれたファンの皆さんへの感謝の気持ちが強く、恩返しがしたくて一人一人丁寧にサインをしていたそうです。とてもファン想いな左近選手。2ndシーズンも、フォーミュラEでの走りが見たいですよね。今後も頑張ってほしいです!
ここで、ゲストの方全員への質疑応答がスタートです。
Q:古屋議員へ質問。モータースポーツを盛り上げると、日本の産業へどのような影響があるのか?
A:レースから得た、ノウハウを一般車へ影響できる。公道レースを行う事により、その地域での観光業を盛んにすることができる。
Q:古屋議員へ質問。フォーミュラEに加わり、周囲で何か変わった事はあるか?
A:フォーミュラEの知名度は、日本ではまだまだ高くない。公道でデモ走行をする事で、知名度が上がるだろう。日本でフォーミュラEのレースを開催する事ができたら、全く違う世界が広がる。環境に優しい、電気自動車が身近に感じられるようになる。
Q:フォーミュラEホールディングス・CEOアレハンドロさんへ質問。いろいろな国でデモ走行を行っているが、日本のデモ走行はどうだったか?
A:スピードがあまり出せなかったのは残念だが、お客さんの空気感は良かった。今回のデモ走行は、レース開催への大きなステップになった。