スーパー耐久のデミオディーゼル、速さでフィットを下す!

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順調にスタートした「DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-D」ですが、実はタイムが向上したことによりタイヤに負担がかかっていたようで、給油以外にタイヤ交換によるピットインも行わなくてはなりませんでした。

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しかし、ラップタイムは予選並みで、パワーに勝るホンダ・フィットを作戦ではなく、なんと走りで抜き去るという快挙。もうチームは大興奮。

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出走5台中の4位で入賞。やっと勝負権が見えてきたという印象のデミオディーゼル。

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ここから熟成が進むことで岡山戦、最終戦の鈴鹿と、表彰台を期待します。

また、今回のオートポリス戦では早々にシリーズチャンピオンが決定したクラスが2つありました。

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開幕戦2位、それ以降を全て優勝というST-2クラス「DAMD MOTUL ED WRX STI」は、オートポリス戦での優勝でシリーズチャンピオンを獲得!このあとは連続優勝をどこまで伸ばせるかという戦いとなってきます。

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デミオディーゼルも参戦するST-5クラスも「BRP★J’SRACING フィット 」の69号車が圧倒的強さに加え、信頼性の高さでオートポリスを優勝。シリーズチャンピオンが決定しました(69号車の写真は富士SUPER TECのもの)。

スーパー耐久シリーズは残すところ岡山と鈴鹿の2戦で、両方とも3時間レース。デミオディーゼルを含めたバラエティ豊かな参戦車種が繰り広げる熱いバトルを、生で観戦してみてはいかがでしょうか。

(文:松永和浩)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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