着実に自動運転へ近づく、車線変更するZFのクルーズコントロール

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ZFはトランスミッションなどのハードウェアを多くの自動車メーカーに納めるサプライヤーです。少し前に話題となったレンジローバー・イヴォークの9速ATを造っている、といえばピンとくるかも知れません。

そのほかには足回り、ステアリングなどのパーツ、ユニットなどが得意とするメーカーでしたが、先日、アメリカのTRW社を買収。センサーや安全デバイスなどの電気まわりも得意分野とすることで、より複合的なシステムを自動車メーカーへ提供することを目的としていると思われます。

そんなZFの現実的な将来システム、現時点では半自動運転と言える高速走行支援システムを体験させてもらいました。

現在、市販ではフォルクスワーゲン・パサートが全車速域でアクセル、ブレーキ、そしてステアリングを自動制御して、前走車や道路のカーブに合わせた自動運転を可能としています。

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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