ZFはトランスミッションなどのハードウェアを多くの自動車メーカーに納めるサプライヤーです。少し前に話題となったレンジローバー・イヴォークの9速ATを造っている、といえばピンとくるかも知れません。
そのほかには足回り、ステアリングなどのパーツ、ユニットなどが得意とするメーカーでしたが、先日、アメリカのTRW社を買収。センサーや安全デバイスなどの電気まわりも得意分野とすることで、より複合的なシステムを自動車メーカーへ提供することを目的としていると思われます。
そんなZFの現実的な将来システム、現時点では半自動運転と言える高速走行支援システムを体験させてもらいました。
現在、市販ではフォルクスワーゲン・パサートが全車速域でアクセル、ブレーキ、そしてステアリングを自動制御して、前走車や道路のカーブに合わせた自動運転を可能としています。