【ぶつからないクルマ特集】標識認識機能も搭載した「Honda SENSING」とは?

前走車や歩行者との衝突の恐れがある場合、音と表示で知らせ、接近した場合は軽いブレーキをかけて体感的に警告、さらに接近した場合は強いブレーキをかけて回避操作を支援します。

対向車線にはみ出して対向車と衝突する恐れがある場合は音と表示に加え、ステアリングの振動で警告、回避行動が間に合わない場合はブレーキが作動、衝突速度を低減して被害を軽減。

HONDA_SENSING HONDA_SENSING
(出展 ホンダ)

具体的には約5km/h以上で走行中に自車との速度差が約5km/h以上ある前走車両や、対向車両(2輪車・自転車等を除く)、歩行者に対して衝突する可能性があるとシステムが判断した場合に作動します。

対向車両や歩行者に対しては、自車が約80km/h以下で走行中の場合に作動する設定。

HONDA_SENSING HONDA_SENSING

「Honda SENSING」にはその他にも運転支援システムとして歩行者事故低減ステアリング、渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、LKAS(車線維持支援システム)、路外逸脱抑制、誤発進抑制、先行車発進お知らせ、標識認識などの機能を搭載。

今年1月に発売された同社のフラッグシップモデル、新型「LEGEND(レジェンド)」から適用を開始しており、今後も順次展開していくとしています。

ちなみに現在同システムが搭載されている車種は以下となっています。 

HONDA_SENSING(出展 ホンダ)

「歩行者事故低減ステアリング」以外はレジェンド以外の車種にも全て搭載されており、中でもドライビングの疲れを大きく軽減する「ACC」や「LKAS」、「標識認識機能」などは重宝しそうな機能と言えそうです。

■ホンダセンシング
http://www.honda.co.jp/hondasensing/

Avanti Yasunori

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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