恐竜の日/F1出走256戦を誇るR・パトレーゼ生まれる/コンパクトワゴンのホンダ・シャトルがデビュー!【今日は何の日?4月17日】

■恐竜の卵の化石発見に尽力した動物学者にちなむ記念日

1923(大正12)年4月17日、米国の動物学者のロイ・チャップマン・アンドリュースが、恐竜の卵の化石を見つける旅に北京を出発。この出発から5年間の旅の間に恐竜の卵25個を発見し、これを機に恐竜の本格的な研究が始まったとされています。この出発した日は「恐竜の日」として制定され、アンドリュース博士は映画「インディ・ジョーンズ」シリーズの主人公のひとりと言われています。

4月17日には、アルフィーの高見沢俊彦、野球の若松勉、動物エッセイストの畑正憲、漫画家の桑田二郎、米国女優のオリビア・ハッセー、イタリア人F1ドライバーのリカルド・パトレーゼ、モルガン財閥のジョン・モルガンなどが生まれています。本日紹介するのは、リカルド・パトレーゼです。

●F1で長く活躍して鉄人と呼ばれたリカルド・パトレーゼが誕生

リカルド・パトレーゼ (C)Creative Commons
リカルド・パトレーゼ (C)Creative Commons

リカルド・パトレーゼは1954(昭和29)年4月17日、イタリアのヴェネスト州パドヴァで生まれました。兄の影響でカートを始め、1974年20歳の時に世界カート選手権で優勝。フォーミュラーに転向し、1976年にイタリアと欧州の両方でF3チャンピオンに輝きます。1977年からF2とF1の両方に参戦し、この年全日本F2000選手権にスポット参戦して優勝を果たしています。

ウィリアムズ・FW14を駆るパトレーゼ(1991年モナコGP)(C)Creative Commons
ウィリアムズFW14を駆るパトレーゼ(1991年モナコGP)(C)Creative Commons

1978年から本格的にF1に参戦、何回か表彰台を経験しますが、初優勝は1982年のモナコGPでした。その後、チームを転々としながら1993年まで17年間にわたりF1に参戦し、日本GPを含めて6回の優勝を飾りました。ルーベンス・バリチェロに抜かれるまで長らくF1最多出走記録(256戦)を保持していたので、「鉄人」、「二百戦錬磨の男」の異名を持っていました。

さて、クルマ界の今日は何があったのでしょうか?

●手頃な5ナンバーのステーションワゴン、ホンダ・シャトルがデビュー!

2015(平成27)年4月17日、ホンダが新型コンパクトワゴン「シャトル」の情報をHPで公開、翌月5月15日から発売を始めました。シャトルは、「フィットシャトル」の後継モデルですが、フィットとは異なるイメージを持たせるためにフィットの名を外しています。とは言え、ラゲッジスペースが広大な5ナンバーサイズのコンパクトステーションワゴンという基本コンセプトは継承しています。

2015年発売のシャトル
2015年発売のシャトル
シャトルの後方外観。流れるようなワンモーションフォルムに、大容量ラゲッジスペースを確保
シャトルの後方外観。流れるようなワンモーションフォルムに、大容量ラゲッジスペースを確保

ワンモーションフォルムのステーションワゴンですが、フィットに対してフロントマスクやインパネなど独自のデザインを採用することで差別化を図っています。ガソリン車とハイブリッド車が用意され、ガソリン車のパワートレインは、1.5L直4エンジンとCVTの組み合わせ、ハイブリッド車のパワートレインは「SPORT HYBRID i-DCD」を採用。ガソリン車もハイブリッド車も、フィットシャトルに対して大幅な出力アップと燃費向上が実現されています。

シャトルのベースのフィットシャトル(2011年発売)。全体のフォルムは似ているが、フロントマスクが異なる。
シャトルのベースのフィットシャトル(2011年発売)。全体のフォルムは似ているが、フロントマスクが異なる

シャトルは、年間販売4万台を超えるペースで滑り出し、その後も3万台近い販売台数を保持している、地味ながら人気モデル。ところが最近になって、ホンダの車種整理の対象になっているとの噂が流れています。今や希少となった大きな荷物が積めるお手頃なワゴンなのに、本当なら残念ですね。

毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかも知れません。

Mr.ソラン

この記事の著者

Mr. ソラン

Mr. ソラン 近影
某自動車メーカーで30年以上、自動車の研究開発に携わってきた経験を持ち、古い技術から最新の技術までをやさしく解説することをモットーに執筆中。もともとはエンジン屋で、失敗や挫折を繰り返しながら、さまざまなエンジンの開発にチャレンジしてきました。EVや燃料電池の開発が加速する一方で、内燃機関の熱効率はどこまで上げられるのか、まだまだ頑張れるはず、と考えて日々精進しています。夢は、好きなクルマで、大好きなワンコと一緒に、日本中の世界遺産を見て回ることです。