そうした中、6月29日に同市のボリス・ジョンソン市長が観光名物の2階建てロンドンバス「ルートマスター」を2016年までにピュアEV化、約800台を市内に投入すると発表、今秋より試験走行を始めるそうです。
これによりロンドン市内に於けるCO2排出量を27,500トン削減できる模様。
同市では2008年以降、これまでに1,300台以上の旧型バスをHV化、2012年からは一部の路線で電動バスを10台導入しています。
2020年までに通常型の市バス300台についても全車ピュアEV化を予定。
加えて、現存する3,300台の2階建てルートマスター全てを欧州排出ガス規制(ユーロ6)に適合させる計画。
さらに、ロンドン交通局ではバスが停留所に停車している間にバッテリー充電を行う「ワイヤレス給電」装置の設置を進める模様。
これら同市の積極的な環境対策によるロンドン市内の早期大気汚染解消が望まれます。
■ロンドン市長 Twitter
https://twitter.com/MayorofLondon/status/615512921150500864
■BYD Webサイト
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