環境汚染に悩む中国でトヨタが一気に巻き返しに出る!

上海モーターショーで「ハイブリッド」をテーマに中国国産HVユニット搭載の「カローラHV」、「レビンHV」をワールドプレミアしたトヨタ自動車。

TOYOTA_Corolla_HEV

同モデルには世界で初めて研究及び生産の現地化を実現したHVの基幹部品(駆動用バッテリー、インバーター、トランスアクスル)が搭載されています。

初代プリウス開発責任者でもある内山田会長は世界初となるHV現地開発について「“できること”ではなく“すべきこと”への挑戦」と説明。

TOYOTA_Uchiyamada

同社は2005年に中国で2代目プリウスの現地生産を開始、2010年にはカムリHVの生産をスタートさせていますが、今回はそれをさらに一歩進めて開発段階から生産まで一貫して多くの中国人が参画、現地開発化を推進したと言います。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる