スバルBRZ tSの価格399万円の価値はあるのか?

STi BRZ tS 006

外観に対して、インテリアの変更点は多くなっています。

一番に目立つのは、バケットタイプのレカロシート。リクライニングタイプと思えないほどアグレッシブな雰囲気のレカロシートは、SRSサイドエアバッグを内蔵するなど、コンプリートカーらしい内容。アルカンターラと本革のコンビネーションに、レッドステッチ+レッドアクセントを加えているのもSTIコンプリートカーらしい特別感を醸し出しています。

STi BRZ tS 010

レッドのアクセントカラーはエアコン吹き出し口やプッシュエンジンスイッチにも展開されていますが、メーターバイザーやドアトリム・アームレスト部もアルカンターラとレッドステッチが施された専用品。メーター自体もSTIロゴ入りの専用タイプとなっているのです。

単品販売されていないので、明確な値段は出せないといいますが、コクピットの主役たるレカロシートは一脚30万円相当とのウワサ。コクピットのトータルコーディネートは80万円はくだらない価値があるといえるのです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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