■エンジンのダウンサイジングで「3列平等」を実現
新型ステップワゴンは、先代プラットフォームを踏襲。専用チューンを施し、剛性と衝突安全性を向上しました。
エンジンは、新開発の直4・1.5L直噴ダウンサイジングターボで、電動ウェイストゲートによりきめ細かい過給制御を実現。CVTは2L用を採用してターボパワーに対応すると共に、ターボとのマッチングに注力して、滑らかで力強く燃費に優れたドライバビリティを達成しました。
またダウンサイジングによるエンジンルームの短縮分を室内長に充当して、3列目シートの居住性を改善しました。一方「わくわくゲート」では、リアゲートと扉の仕組みもさることながら、3列目シートの収納方法で難航。しかしながら技術陣はホンダ独創の床下収納にこだわり続け、遂には操作性に優れ、人の出入りがスムーズな分割式の床下収納方式を実現したのです。
(拓波幸としひろ)