新型ステップワゴンの開発方針は「変えちゃいけない」と「変えなきゃいけない」の両立!

ホンダのクルマは、奇数世代で変貌を遂げる傾向があります。

思い起こすと3代目ステップワゴンでは、「走りのミニバン」を目指して低床低重心プラットフォームを開発し、ミニバンらしからぬ抜群の走行性能を実現しました。ちなみに3代目の開発責任者は、それまで「タイプR」の開発に入魂しており、ミニバンには全く関心がなかったそうです。

5代目となる新型ステップワゴンの開発責任者も、技術者としてミニバンとの関わりはなく、任命されて初めてステップワゴンを観察したとのこと。ただミニバンに対する固定観念がない分、常識に覆われたニーズや本質を明確に捉えることができるのでしょう。新型ステップワゴンの開発では、変えちゃいけないアイデンティティと変えなきゃいけないブレークスルーの両立を目指しました。

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