トヨタ自動車の場合、エンジンを搭載しているPHVもいずれZEV対象外になるとみて、世界に先駆けて高度な技術を要するFCV「MIRAI」を実用化、市販に踏み切っており、ホンダも来年以降に追従する見通し。
欧州勢はPHVの拡販で当面の規制をクリアする計画とみられ、将来的にEVやFCVを増やして行く模様。
一方の国内各社もPHV、EVの開発・普及に本腰を入れていくことになりそうです。
また海外メディアによれば、EVで先行した日産は販売台数の足かせとなっている航続距離を拡大すべく、高性能バッテリーへの切替えを計画しているようです。
同様に高級EVで世界の富裕層に食い込んだ米テスラも販売台数の拡大に向けた普及価格帯のEVを開発しているようで、そのためのバッテリー低価格化、高性能化に余念が無い模様。
2020年にはEVとPHVの世界生産台数が現状の約40万台から250万台に増加するとの予測も有り、自動車各社ではこれまでにも増してPHV、EV、FCVなどの電動化への動きが活発化して行くことになりそうです。
〔関連記事〕
アウディがQシリーズ拡充、航続500km超のEVも!
https://clicccar.com/2015/05/31/309931/
トヨタが「充電プリウス」のEV走行距離を倍増させる!?
https://clicccar.com/2015/05/09/306094/
マツダが第2世代のSKYACTIV技術を「PHEV」に投入か?
https://clicccar.com/2015/04/28/304966/
三菱・日産共同開発の次期「i-MiEV」発売は2016年?
https://clicccar.com/2015/03/08/296955/
バッテリー性能革新とインフラ整備進展でEV本格普及へ
https://clicccar.com/2014/12/31/284336/
【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2015/06/18/312732/