トヨタがフォードとの連携で「T-Connect」を進化させる?

SDLはスマホのアプリを車載器上で利用できるようにするためのプラットフォーム。

SDLによりスマホとクルマが繋がり、音声認識機能や車載器を通して車内でスマホのアプリを操作、エンターテイメントや道路情報などを利用することが可能になります。

また、複数の車載システム上で動作可能なアプリをSDLにより一度に開発できるため、短期間で多くのユーザーへアプリを提供することが可能に。

米国では「Google」と「Apple」がスマホ向けのOSで対抗しており、それぞれ、「Android Auto」や「CarPlay」を開発、世界の自動車各社との連携を展開中。

トヨタは競争と協調を重要戦略に掲げており、フォードやその子会社「リビオ」社と連携することで、昨年8月に自社で立ち上げたテレマティクスサービス「T-Connect」のブラッシュアップに繋げる考えとみられます。

■Ford Smart Device Link
http://lists.genivi.org/pipermail/genivi-smartdevicelink/attachments/20130424/66436e03/attachment.pdf

■Google Android Auto
http://www.android.com/auto/

■Apple CarPlay
https://www.apple.com/jp/ios/carplay/

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 (Avanti Yasunori) 

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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