さて、そんな会場にいらした早々に納車された幸運なかたにお話をお聞きしました。
澤井さんは、NBからの乗り換えで一番ベーシックなSが昨日納車されました。昨晩は眠れず、4回も玄関を出て、駐車スペースにNDを見に行ったそうです。澤井さんにNBとの違いをお聞きしました。一番違うのは燃費じゃないか、と言います。街中を走ったのとここ軽井沢までの高速道路で14.1km/L。うまくすると17km/Lくらいいきそうなきがするそうです。乗り心地もよく、自分の意志通りに動いてくれるのは思った通りだと言います。
今野さんはソウルレッドのSレザーパッケージです。なぜ、この選択をしたかと言えば、昨年9月の世界同時発表で幸運にも初めてそのシートに座ることができたそうで、その時のカラーと仕様がまさにこの組み合わせで、買うならこれしかない!と思ったそうです。実はこれまでずっと大事にしているNAと、ポルシェボクスターSに乗っていたそうですが、軽井沢インターを降りて続いたワインディングでは、パワーとタイヤの性能に頼らない走りの気持ち良さを再確認したと言います。
生産台数の違いもありますが、まだまだ一番古いNAが多いロードスターミーティングですが、初代のコンセプトを大事にしながら現代の技術ですべてを凌いだNDロードスター。近い将来、参加台数はNDが一番多い、という日もくるのではないか、今回のミーティングでのNDの受け入れられ方を見てそう感じました。
(文・写真:clicccar編集長 小林和久)