■ボンネットラインがリアドアまで繋がる造形が斬新
新型CX-3は、魂動をより進化させたデザインを目指しました。「キャビンは小さくて、ボディにはしっかりとした厚みがあり、大きなタイヤが地面に力強く踏ん張っている」という先行開発デザインを、そのまま市販車に採用。全高は1550mmに抑えて立体駐車場に対応すると共に、フロントマスクはシャープなヘッドランプで精悍さをアピールしています。
デザインの見どころは、ボディサイドでしょう。ボンネットラインがフロントフェンダーのカタマリを保ったまま弧を描いてリアドアまで延伸。その勢いがキックアップしたリアフェンダーのカタマリに融合して、躍動感溢れるデザインを実現しました。更にブラック・プロテクターと大径タイヤが足元を引き締め、魂動デザインをダイナミックに進化させているのです。
(拓波幸としひろ)