【ギョーカイ先走り09】ジェイドにターボが追加される?

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パワートレインは現在、1.5Lエンジンとモーターに7速DCTを組み合わせたハイブリッドのみの設定になっています。基本的にはフィットやヴェゼルのハイブリッドモデルと同じものです。伸びやかなフィーリングのパワートレインではありますが、しかしジェイドはそれほどパワフルではありません。

それもそのはず、250kg軽量なヴェゼルと同じギヤ比設定になっています。その分だけ性能は厳しくなるわけで、加速力に影響が出ます。加速力に不満があるということではなく、余裕が少ない印象が残ってしまいます。

そこでジェイド・ターボへの期待が膨らむわけです。新型ステップワゴンに搭載されているのは同じ1.5Lエンジンですが、ハイブリッドの代わりにターボが与えられています。7速DCTの代わりにCVTとなります。ジェイドではエンジンとモーターを組み合わせたシステム出力は152psですが、ステップワゴンは150psとなっています。なんだかジェイドのほうが優勢な気がしなくもありません。

しかし現実はそうではないだろうと、予測します。ダウンサイジングターボエンジンは低中回転域でのトルクを重視したエンジンです。パワーはそれほどアピールできません。ステップワゴンも1L当たり100psですから、それほど大きなパワーではありません。しかしターボラグを最小に抑えながら、ジワッとトルクを出してくれるのがアピールポイントなのです。