2015年3月の軽自動車セールスランキング、スーパーハイトがトップ争い

altoturboRS001

●2015年3月 軽四輪車通称名販売ランキング

1位 ホンダ N-BOX 30,633台
2位 ダイハツ タント 26,297台
3位 日産 デイズ 23,551台
4位 ダイハツ ムーヴ 19,583台
5位 ホンダ N-WGN 17,536台
6位 スズキ アルト 15,788台
7位 スズキ ワゴンR 14,631台
8位 ダイハツ ミラ 13,863台
9位 スズキ ハスラー 12,377台
10位 スズキ スペーシア 10,738台

2015年4月以降、軽自動車税が増税になるということで駆け込み需要も見込まれた軽自動車ですが、軽自動車全体としては前年同月比91.7%と、前年の消費税増税前の駆け込み需要ほどの影響はなかった模様です。

ランキングとしては前月2位だったデイズと3位だったタントが入れ替わり、またスズキの最多販売モデルがワゴンRからアルトになっているのが目立つところ。

なお、トップ10内で前年同月比100%を超えているのは、N-BOX(115.0%)、ムーヴ(103.0%)、アルト(144.7%)、ハスラー(173.1%)の4モデル。魅力的な新車投入が消費税増税へのカウンターになるといえそうです。

また、ホンダからS660も登場して軽自動車にスポーツという追い風がが吹いている状況で、ターボRSを追加したアルトの人気が高まるようであれば、市場全体のトレンドに変化が見えてくるかもしれません。 

■関連記事

2015年2月の軽自動車はN-BOXがトップセールス。ホンダ・日産がダイハツ・スズキを抑える
https://clicccar.com/2015/03/09/297531/

女性にも人気! 価格、燃費、コスパで選ぶ軽自動車/コンパクトカーランキング
https://clicccar.com/2015/03/31/299070/

2015年4月以降の購入は軽自動車税増だから商用車が賢い選択
https://clicccar.com/2015/03/18/298711/

使い方は無限大!! 広々スペースが魅力の最新軽自動車
https://clicccar.com/2015/03/17/298228/

軽自動車選びにかかせない税金・燃費以外の「ランニングコスト」って?
https://clicccar.com/2015/03/16/296451/

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる