4月下旬の正式発表となる予定の新型ステップワゴン。今度のモデルチェンジによって5代目ということになります。すでにティザー広告がスタートしていて、一部分ですが、その姿も明らかになっています。
事実上、日本にミニバンというジャンルをポピュラーなものにした初代ステップワゴンは、それまでの商用車ベースの1BOXワゴンとは一線を画したものでした。乗り心地も騒音も、燃費もハンドリングも、大きな差があったのですから、高い人気になったのも当然です。トラックと乗用車は、全然違うのです。
大人気だったゆえにライバル達の追い上げも強烈で、ステップワゴンの要素をほとんど採り入れたモデルが登場してきました。2代目へモデルチェンジしても、右側にスライドドアを持たない4ドアの構造が引き継がれ、それが大きなハンデとなってしまい、販売上はライバルたちに先行されてしまいました。
個人的には、4ドアで十分なのになぜだろう?? と思っていたのです。しかし実際のユーザーにとっては、とても大きな問題だったのです。そして、それが今回のモデルチェンジのひとつのトピックスへの出発点となっているのだろうと、思います。