一方、i3やi8などのiシリーズユーザー向けに「BMW i Remote」アプリを提供しているBMWが現在のスマートフォン向けに加えて「Apple Watch」向けのアプリを提供するようです。
ドライブルートの検索や目的地情報をiPhoneから車両へ転送可能で、航続可能距離やバッテリーの残量もチェックできます。
乗車前に室内温度の調節をしたり、航続距離を延ばすためにバッテリーを温めておくこともできる便利なアプリで、これらが「Apple Watch」で可能に。
また興味深いのはBMWが開発中の「BMW Remote Valet Parking Assistant」と称する無人のBMW i3をスマートウォッチで駐車スペースに移動、駐車を可能にするアプリの存在。
BMW i3に装備されている周辺状況把握用のレーザーセンサーを利用しているようで、こうした機能も「Apple Watch」用のアプリとして提供される可能性が高そうです。
おりしも以前の記事でお伝えしたとおり、Appleが自動走行式EVを開発しているのでは?との憶測が米国で巻き起こっており、車両開発に際してBMWとのコラボも噂されているようです。
スティーブ ジョブズが生前、米テスラモーターズが開発したEVを見て感銘を受け、「iCar」の開発を目指していたことや、最近米国でルーフ上にレーダーを装備した同社の自動走行車とみられる改造車の目撃が頻発していることから、あながち否定できないかもしれません。
これらの動きの先に予測されるのは自動走行車の分野での両社の協業。
WSJ(ウオールストリートジャーナル)によると、Appleは既に自動走行プロジェクトを1年前に立ち上げていたそうで、BMWの車両製造の実績を持つ「MAGNA」社とも連携しているそう。
2020年に「Apple Car」の発売が囁かれる中、当然ながら「Apple Watch」との連携機能が構築されていると予想され、両社の今後の関係が注目されます。
■Apple Watch Webサイト
https://www.apple.com/jp/watch/
■BMW CONNECTED DRIVE
https://www.bmw-connecteddrive.jp/cdp/release/internet/servlet/login?locale=ja_JP
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