BMW i3 「次世代車」は雪国にも似合うか!?

BMW i3といえば、都会での使い勝手にこだわり新たに開発されたゼロ・エミッションビークルです。

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リチウムイオンバッテリーとモーターを搭載するEVで、デザインはもちろん、「ワンペダル・ドライブ」と呼ばれるアクセルワークなど未来のクルマとして注目されているのはご存じですよね。

そんなi3の基本情報をおさらいしましょう。

欧州で2013年より発売されたi3は、限られたエネルギーでBMWのDNAである「駆けぬける歓び」を実現すべく軽量化にこだわり、ボディにはCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)を採用しています。

またアルミニウムで作られたシャシーには、モーター、バッテリーなどを搭載しアルミのシャシー(ドライブ’モジュール)にCFRPのパッセンジャーセル(ライフ・モジュール)を載せる、いままでにない新たな構造としました。

気になる航続距離ですが、一充電あたり229km(JC08モード)。しかもパワーを抑える「ECO PRO」モードにすれば航続距離が最長20km延長できます。また発電用エンジンを搭載したレンジエクステンダー仕様なら、300km以上の航続距離を誇るのです。

まさに都市部での生活にぴったりハマりそうなi3ですが、気になるのが雪国での使い勝手。

冬場の気温が低い雪国では、暖房などで電気をそうでない地域にくらべより多く消費しないといけないなど、EVであることがデメリットになりそうですし、そもそも雪上路やアイスバーンで後輪駆動であることや独自のアクセルワークでどこまで走れるかが未知数です…。

ブリヂストンが専用開発したスタッドレスタイヤが用意されているのも気になるところ。

そこで編集部は雪深い温泉地として有名な栃木県奥塩原でi3を走らせてきました。

まずは雪上で i3がどのように走行しているかを、写真と動画でご覧下さい。

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性能チェックは引き続きお届けします。

(テヅカ ツヨシ)