間もなく軽自動車税が増税されます。
より詳しくいえば、2015年4月以降に新車販売された軽自動車にかかる軽自動車税(2016年4月1日の所有者・使用者が負担する税)が増税となるので、実際に増税された軽自動車を納めるのは2016年5月頃になるのですが、それでも軽乗用車で従来7,200円から1.5倍となる10,800円(年額)というのは、憤りを感じるユーザーも多いことでしょう。
ただし、従来から1.5倍に増税されるのは軽乗用車だけで、軽トラなどの軽商用車については1.25倍の増税にとどまっています。具体的には、4,000円から5,000円への増税で、乗用車に比べると半額の税額となります。
思えば、かつてスズキの初代アルトが人気を博したのは、物品税という当時存在していた税が商用車にはかからないという制度下において、商用車規格ながらパーソナルユースに対応するというアイデアにありました。