新連載【ギョーカイ先走り01】アルトターボRSのポテンシャルは？

唯一、クレームを付けるとすれば、それはアップダウンのシフト方向。新型アルトのAGSのシフトレバーは、CVTと同じようにインパネシフト（写真はNAアルトのもの）。シフトレバーは上下に移動するわけですが、Dレンジの左側にあるアップダウンのマニュアルシフトが、下に押し下げてシフトアップ、上に引き上げてシフトダウンという設定になっています。アップがダウンで、ダウンがアップという、トンチンカンなことになっているのです。
これをできればターボRSでは修正してもらいたいところですが、もちろんステアリングにパドルシフトが設定されるはずなので、大きな違和感はないかもしれません。

最後にハンドリングの報告をしておきたいところなのですが、残念なことに試乗車のコンディションがまだ十分ではなかったので、今回は報告しないことにしておきます。なにしろ用意されていた試乗車は、走行距離が600km程度でしかなく、サスペンションの各部を中心に、まだ慣らしが終わっていませんでした。

こうしたことは新車の試乗会では特別なことではなく、時々、あることです。