アウディR8が新世代へ変身、V10エンジンは610馬力

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標準グレード、プラスのいずれも組み合わされるトランスミッションは7速S-tronicとなります。スーパースポーツには定番といえるローンチコントロールはもちろん、燃費性能に寄与するコースティング機能(エンジンを切り離して惰性で走る)も備えているといいます。

駆動方式はもちろんクワトロ(四輪駆動)。状況に応じて0:100~100:0まで前後の駆動トルクを配分することが可能な、フレキシブルなシステムが備わっているということです。

さらに340kW、920Nmという大トルクの電動仕様「R8 e-tron」もラインナップに加わることがアナウンスされています。GT3規格に則ったサーキット仕様である「R8 LMS」は車両重量1225kg、最高出力は430kW(585hp)となり、2016年シーズンには間に合う予定です。

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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