ホンダが国内モータースポーツ計画を発表、オールフィットのレースをもてぎと鈴鹿で開催

二輪、四輪とも世界はもちろん、国内でもトップカテゴリーに参戦(サポート)を行ない、また世界で通用するドライバーやライダーの育成にも尽力するホンダですが、それだけではありません。

一般ユーザーによる参加型モータースポーツのサポートも力を入れているのです。

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四輪における参加型モータースポーツは3段階のピラミッド的なイベントから形成されています。

そして、2015年から初級~中級者向けのレースとして拡大するのが「FIT 1.5 チャレンジカップ」です。

もてぎ、鈴鹿というホンダのホームサーキットで開催されるこのレースは、フィット1.5リッター車であれば、初代から現行型(3代目)までが参加できるというワンメイクレース。基本はJAF N1 規程としながら改造範囲の限定などレギュレーションによってイコールコンディションを狙っているのが特徴ということです。

また、タイヤが指定されていないのも盛り上がりを感じさせる点といえそうです。

鈴鹿では全6戦、もてぎでは全5戦(内1戦はSUGOにて開催)を予定しています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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