BMW・3シリーズセダン(年式:2005~2012)
新成人男子の最も欲しいクルマである「BMW」。
なかでも「3シリーズ」は、手頃なサイズとドライバーの意思に的確に答えてくれる走りで人気のモデル。その人気はワタクシが生まれる以前に弾けた“バブル”の頃から続くとか。さすがに現行モデルはまだまだ高嶺の花ですが、実は先代モデルが狙い目なのです。
また、後部座席に人を乗せる機会が少ないのであれば、スタイルと走りがよりスポーティな「3シリーズクーペ」もアリかもしれませんね。
レクサス・IS(年式:2005~2013)
「レクサス」と聞いて、クルマに詳しくない方の中には輸入車と思われているかもしれませんが、トヨタが1989年からアメリカで展開し、2005年に日本へと導入したブランドで、つまりは帰国子女なのです。
海外育ちのスタイルや走りもさることながら、ディーラーのきめ細かいアフターサービスといった日本流のおもてなしも特徴。そんなラインナップの中でイチオシは「IS」です。ブランドアイコンであるスピンドルグリルではないものの、前傾姿勢でスポーティ感を強調したスタイリングの存在感は十分。豪華装備が奢られた仕様や走りに特化した仕様など、豊富なバリエーションも魅力的です。
アウディ・A4アバント(年式:2005~2008)
BMWそしてメルセデス・ベンツと並び、ドイツ御三家の一角を担うアウディ。精密なつくりと洗練されたスタイルから、若年層からの支持が目立つブランドです。
現行モデルに通じるシングルフレームグリルをもち、キリッと端正な顔つきはまさにアウディのそれ。ステーションワゴンであるアバントは荷室の使い勝手に優れており、アウトドアレジャーにもピッタリ。外見と中身のどちらにも魅力が詰まっています。
ポルシェ・ボクスター(年式:1996~2003)
最後にご紹介するのが「ポルシェ・ボクスター」であります。
2人乗りでオープンカー……実用性は度外視のモデルに見えますが、エンジンを車体の中央に搭載するミッドシップレイアウトのおかげで、トランクは車体の前後に合計2つ用意されており、2シーターのスポーツカーの中では実用性は高いのが特徴です。
その独特のレイアウトは走りにも有利で、車体の中央かつ低い位置に重心があるので、機敏なコーナリングを実現。クルマを操る楽しさを存分に堪能させてくれます。
また、意外?かもしれませんが、ドイツの国際的第三者試験認証機関テュフによると故障率は2.6%と最も故障が少ないクルマとして堂々の1位を獲得しています。
(今 総一郎)