足廻りは日本で5割、残りの5割をニュルのサーキットで仕上げたそうで、そのポイントとしてまずリヤボディのねじり剛性をオリジナル比で1.8倍に高め、サスペンションを低フリクション化、サスペンションがしなやかに路面に追従するようにチューニングしていると言います。
リアバンパー内には減衰機構を備えたブレースバーを装着、サスペンションは減衰力調整式で走行シーンに合せて調整が可能。
対向式ブレーキキャリパーの採用と相まってローター径も拡大されています。
加えてタイヤを専用開発(BS POTENZA RE-71R)してコーナリング性能を向上。
GAZOO Racingの開発陣は「スポーツカー=足が硬い」という従来の概念からの脱却を狙い、走る道を選ばず乗れることを目指しており、クルマの良さを味わってもらうためにも「サーキットだけでなく、まずは一般道で使って欲しい」としています。