チラ見せS660、バーチャルな丸目コペン、動きそうなアルトターボ【東京オートサロン2015】

2015年は軽スポーツカーというジャンルがジャンプアップする年になりそうです。年の始のトレンドを知るイベント、東京オートサロンでも、そうした動きは実感できました。

市販直前(?)ということで、いずれもコンセプトカー扱いでしたが、ホンダがミッドシップ2シーターオープン「S660」を、スズキは軽量ボディ&ターボエンジン「アルトターボRS」を、ダイハツは着せ替えオープン第三のモデル「丸目コペン」を多くのクルマファンに向けてアピールしていたのです。

S660concept

とはいえ、その見せ方は三者三様でした。

ホンダはストロボ照明のボックス内にコンセプトカーを置くといったディスプレイでチラ見せ状態。名実ともにコンセプトカーであり、まだまだ市販車とは異なるフェイズのクルマと思わせるものでした。

アルトとコペンにはフロントナンバー(化粧プレート)がつけられていましたが、S660はグリルが大きく口を開けているだけなのも、ストリート(市販)での姿を想像しづらくしていたのかもしれません。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる