日産はNISMOのロードカーの進化とライダーの未来像に注目!【東京オートサロン2015】

西ホールの中央にブースを構えている日産自動車。昨年はスーパーGT、GT500クラスでシリーズチャンピオンに輝くなどレース活動に留まらず、NISMOロードカーのラインナップが拡充されるなど注目ポイントがいっぱいです。

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日産ブースはNISMOとオーテックの2つのブランドを中心に展示されています。昨年第5弾モデルとなるノートニスモを販売開始したNISMOはマーチ、ノート、ジューク、フェアレディZ、GT-Rと全てのロードカーを展示しています。

展示されているNISMOロードカーにはサーキットでのスポーツ走行をより楽しめるように駆動系、サスペンション、ブレーキなどにNISMO SPORTS PARTSを装着しています。昨年のオートサロンではロードカーのお披露目だったが、今年はロードカーにチューンナップパーツを装着しています。これはマーチからGT-Rまでハードが揃ったタイミングで、今度はソフト開発という新たなフェーズに入ったと言えるでしょう。

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ライダーやアクシスといった日産のファクトリーチューンを支えるオーテックは、エルグランドライダーハイパフォーマンススペックブラックラインやデイズルークスライダーとともにセレナライダーアドバンススタディというライダーの未来形を出展しています。

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カスタマイズカーの定番となったライダーをさらに進化させて、ライダーの代名詞だったメッキグリルを止めて先進性やダイナミック感、スマート感と主張しています。そのほかの出展車では昨年マイナーチェンジを行ったジュークはジューク独自のカスタムの世界観を表現したパーソナライゼーションアドバンスドコンセプト。そしてEV初の商用車e-NV200をベースにアクティブ感を強調したスポーツユーティリティギアを展示しています。

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そしてサプライズとして日産のソーシャルメディアである「にっちゃん」がレーシングチームを発足させることを発表し、ドライバーには福田彩乃さんが指名されました。昨年のスーパーGT500クラスのチャンピオンドライバーの松田次生さんが後見人となり、NISMOが全面バックアップすることを約束しました。福田さんのレース活動も注目です。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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