2014-15年のイヤーカーにスカイラインを推すこれだけの理由

3.そして走りが気持ちいい

世間的なスカイラインの悪い評価の一つが、「ダイレクトアダプティブステアリングって違和感あるよね」というものですね。そこはよーく理解していますが、個人的には「そんなことないでしょ?」と強く反論したいところ。

そもそも違和感はシステムに起因するものではなく、システムの味付けによるもの。はっきり言えば、好みの問題なわけです。違和感を唱える人の声を聞くと「クルマの動きが機敏すぎる」ってことらしいですが、個人的にはぜんぜん思いません。むしろこのくらいシャープでいいじゃないか!っていうのが僕の意見です。だってね、とっても気持ちよく峠道を走れるんですよ。お前はスポーツカーか?っていうくらい。というかどう考えてもスポーツカーの走りなんですが。ヤバい、運転が楽しすぎる。

それからハイブリッドシステムも心地よい。世の中には運転がつまらないハイブリッドカーが数多く存在しますが、スカイラインはぜんぜん違います。アクセル操作に対するエンジンの回転上昇がリニアかつ盛り上がる味付けで、パワートレインのフィーリングを楽しめるハイブリッドカーなんですよ。そのうえ笑っちゃうくらい速い。ハイブリッドカーがエコカーの象徴なんていうのは日本だけの認識で、世界的には楽しくて(普通よりはちょっと)燃費がいいこともあるというのが常識。スカイラインはその常識で作られているんです。

SKYLINE_61

最後に……

 よく考えたら、思い切りクルマ好き視点でCCOTYを選んでいましたね、ワタクシ。

でもいいじゃないですか。つまんないクルマなんて所有したくありません、だってクルマ好きなんだから。「No life.No fun fun car!」の精神です。

こうしてライターが選ぶイヤーカーに選ばれたスカイラインですが、本気で買おうとしているあなたのためにアドバイスを。

2.0Lターボの「250GT-t」でもスカイラインの良さは感じられますが、よりスポーティなフィーリングを求めるならハイブリッドモデルの「350GT」がオススメです。ちょっと高いけど、これぞスカイライン!な運転感覚を堪能できますよ。

ではまた来年!

(工藤貴宏@レヴォーグもアクセラもいいクルマですけどね)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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