目標の約3.6倍超の受注でスタートを切った新型レガシィ・アウトバック/B4

アウトバックは 2898台で67%、B4は1410台で33%という販売比率。アウトバックは800台という目標台数で約3.6倍、B4は約400台という目標台数で約3.5倍と同じような販売状況です。

B4

グレード別では、アウトバックでは「Limited」が71%、ベースグレードが29%、B4は「Limited」が69%で、ベース車が31%とこちらも似たような比率になっています。

アウトバックの人気ボディカラーは、タングステン・メタリックが36%で1位、2位は23%でクリスタルホワイト・パール 、3位は16%でクリスタルブラック・シリカ。

B4は、1位がクリスタルホワイト・パールで31%、2位はクリスタルブラック・シリカ で29%、3位はアイスシルバー・メタリックで21%となっています。

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世代別構成比は、アウトバックは40代が30%と最も多く、50代が24%、60代が20%、30代が19%、20代以下が7%。B4は予想どおりアウトバックよりも年齢層は高めで、60代が33%、50代が31%、40代が17%、30代が10%、20代以下が9%と続いています。

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購入したユーザーからは、新型レガシィから採用したデザインコンセプト「DYNAMIC×SOLID」によって進化した質感の高いデザインや、ずっと乗っていたくなるスムーズで滑らかな上質さを感じる走り味など、新型レガシィの訴求ポイントが評価されているようです。

肝心なのはモデルサイクルを通して、目標をクリアできるかだと思いますが、やや高めの価格と大柄ボディが以前より大幅に目標台数を減らしているとはいえ、日本でも支持されるかはこれからの熟成なども大切になってくるのは間違いないでしょう。

■走りを含めたレガシィ・アウトバックの長所6つ
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■スバル「レガシィB4」画像ギャラリー ─ 力強さと洗練されたデザインが魅力の大型セダン
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■スバル「レガシィ・アウトバック」画像ギャラリー ─ 威風堂々としたクロスオーバーSUV
https://clicccar.com/2014/10/28/275309/

■レガシィ・アウトバック/B4の新旧モデルを比較!
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(塚田勝弘) 

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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