一方のホンダも17日、燃料電池車のコンセプトカー「Honda FCV CONCEPT」をワールドプレミア。
このコンセプトカーをベースにした新型FCVを2015年度中に発売予定で、その後欧米に展開して行く予定といいます。
FCスタックの最高出力は100kW以上、体積出力密度3.1kW/L、70MPaの水素タンクを2本搭載しており、トヨタとほぼ同等のスペックとなっています。
FCスタックを含むパワートレインを車両前部ボンネット内に集約しているところがトヨタと異なるポイントで、将来のFCV普及期に備えたレイアウトにしているそう。
5人乗りでJC08モードでの航続距離は700km以上、駆動用バッテリーはトヨタがニッケル水素なのに対してホンダはリチウムイオンバッテリーを採用しています。
723.6万円(補助金込みで約520万円)、6色のボディカラーで発売予定の「トヨタ MIRAI」、そして来年中に発売予定とされるホンダ製のFCVが燃料電池車普及の尖兵として、日本の技術力を海外に向けて大いにアピールすることになりそうです。
■トヨタ MIRAI Webサイト
http://toyota.jp/sp/fcv/?adid=ag219_cojp_fcv&padid=ag219_cojp_fcv
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