国土交通省も今後の国内市場への導入に向けて動き出している「超小型モビリティ」。
トヨタの「i-ROAD」やホンダ「MC-β」、日産「ニューモビリティコンセプト」などが目立つところですが、昨年の東京モーターショーにヤマハ発動機が前触れ無く出展した「モティフ(MOTIV)」も多くの注目を集めました。
2人乗りの小型EVで、全長2,690mm×全幅1,470mm×全高1,480mmと、「超小型モビリティ」としてはやや大きめですが、モーターの他に1.0L 3気筒DOHCガソリンエンジンも搭載可能で、レンジエクステンダーやHVにも対応する設計になっています。
「モティフ」はヤマハ発動機がマクラーレン等でF1デザイナーを務めたゴードン・マーレー氏率いるデザイン会社と共同開発したもので、F1に源流を持つ鋼管とカーボンで構成するスケルトンフレーム「i-Stream」技術をベースに仕上げられています。