ニューヨークやボストンなど、冬場のぬかるんだ雪道での需要が多かったことからFR仕様だったモデルSの前輪にモーターを追加して全輪駆動としたもの。
霧や雪に対応すべく、センサーを車両の周囲に搭載、危険を察知すると介入するもので、寒冷地や高い走行性能を求める市場への販売拡大を狙っているようです。
また、既存モデルよりも一充電あたりの航続距離を約16km伸ばすことで、約440kmの長距離走行が可能になっています。
イーロン・マスクCEOは発表会で同車の加速感を「ジェットコースターのように刺激的」と表現。
さらに速度標識の認識や車線変更に加えて車庫入れや乗車前のエアコン作動などを自動化するなど「自動運転」の実現に一歩近づけたものとなっているそう。