レーダーや超音波センサーに加えて、道路標識や歩行者、高速道路の料金所などを認識できる光学カメラなど、3種類のセンサーを搭載しており、これらの情報を元にGPSによる位置情報や渋滞情報を合わせて処理を行うことで、高度なオートパイロット機能を実現したとしています。
ゆくゆくはドライバーが降車したら、クルマが自動で車庫に入るようにすることを目指しているとか。
現状では交通法規上の規制により「完全な自動運転には対応していない」としながらも「車を包む繭のような保護機能」により、万が一ドライバーが運転中に居眠りをしてしまったとしても、オートパイロットが機能していれば自宅まで安全に走行することが可能としています。
従って規制対象外の場所では自動でドライバーの元にクルマを呼び寄せることも可能。
「モデルS P85D」の販売価格は12万ドル(約1,270万円)からで、納車は来年2月からとなる模様。
メルセデスベンツ「Sクラス」やレクサス「LS」クラスの高級EVとは言え、ガソリン車並みの航続距離に加えて4駆による驚異的な加速性能、さらにはオートパイロット機能までいち早く用意してしまった「モデルS」シリーズ。
米国のみならず日本の競合モデルにとっても、近いうちに大きな脅威となりそうです。
■テスラ・モーターズ Webサイト
http://www.teslamotors.com/
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