9月11日に受注開始、同26日に発売されたマツダの新型「デミオ」が国産コンパクトカーの常識を打ち破るデザインとクオリティ、テクノロジーをリーズナブルな価格で実現したとして10月13日に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
同選考委員会は受賞理由の中で「低燃費技術の選択肢として、小型クリーンディーゼルの採用、MTモデルの設定など、多彩なニーズに配慮している点や、軽快なフットワークにより、クルマの楽しさを再認識させる世界に向けてアピールできる実力を持ったコンパクトカー」と評しています。
また、当のマツダもVWなどの独車を中心とした輸入車勢が競争力の有る販売価格を打ち出すようになり、輸入車と比較検討するユーザーが増える中、日本でも「デミオ」が欧州コンパクトカーとの比較対象になると予想しているようです。
そこで同車のディーゼル搭載モデル(10月23日発売)に先立って登場したガソリンモデルと先頃発売された欧州Bセグメントのベンチマーク、VW「ポロ」を比較してみたいと思います。