自動車メーカーとはクルマを生産する会社である

実際に、海外からの研修生を受け入れ、各国の工場へノウハウを持ち帰り、現場の教育や新しい工場の立ち上げに役立てているとのことで、見学当日も様々な外人さんが学んでいました。

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日本が高齢化と人口の減少によって、消費人口がより減っていくと言われているいま、日本のモノ作りはどうなっていくのかが心配になります。けれど、このように生産するそのものの開発とともに、生産する方法の開発を続けて行くのが本来の日本のモノ作りの特徴だったはずです。

日本人が得意とする生産のカイゼンが今後とも日本のモノ作りの基本を支えて行くひとつになるのは間違いないでしょう。

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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