実際に、海外からの研修生を受け入れ、各国の工場へノウハウを持ち帰り、現場の教育や新しい工場の立ち上げに役立てているとのことで、見学当日も様々な外人さんが学んでいました。
日本が高齢化と人口の減少によって、消費人口がより減っていくと言われているいま、日本のモノ作りはどうなっていくのかが心配になります。けれど、このように生産するそのものの開発とともに、生産する方法の開発を続けて行くのが本来の日本のモノ作りの特徴だったはずです。
日本人が得意とする生産のカイゼンが今後とも日本のモノ作りの基本を支えて行くひとつになるのは間違いないでしょう。
(小林和久)