スバルの見学施設「スバルビジターセンター」の見学者数が本日100万人を達成し、記念式典が開催されました。
記念式典には100万人目となる川口市立新郷東小学校の5年生94人と先生5人の99人と、富士重工業関係者、さらに群馬県のマスコットキャラクター兼群馬県の宣伝部長でもある「ぐんまちゃん」もお祝いに駆けつけました。
スバルビジターセンターは、群馬県太田市にある富士重工業群馬製作所矢島工場内に設置されている見学施設のことで、富士重工業の創立50周年記念事業として2003年7月15日に開設されました。
ビジターセンターは、エントランスホール、展示ホール、オリエンテーションホール、リサイクルラボ・テクノラボ、FHIギャラリーのほか、屋外にはジェット練習機T-1「初鷹」も展示されています。
エントランスホールには5代目レガシィの2.5Lターボのシャシーと航空機の翼をモチーフとしたオブジェが来場者を出迎えます。
オリエンテーションホールは、来場者に映像による説明ができるよう、大型スクリーンと一度に204名が着席できる座席が用意されています。
展示ホールでは、歴代のスバル車の数々を展示。幻のP-1スバル1500から、最新のBRZまで名車がずらりと展示されているほか、モーターショーに出展されたコンセプトモデルや往年のWRCを戦ったWR Carも展示されています。
リサイクルラボ・テクノラボでは、エアバッグの展開状態やカットボディなどを展示、映像と併せてわかりやすく解説しています。
FHIギャラリーではスバル360に搭載されていた空冷2サイクルエンジンから、誉れ高いSVX用の水平対向6気筒エンジン「EG33」、さらに、最新の水平対向ディーゼルエンジン「EE20」などを展示しているほか、スバル初の小型乗用車「スバル1000」、さらにスバル360の石膏原寸モデルを展示。壁面の年表とともに、富士重工の歴史を学ぶことができます。
これらの展示施設は、工場施設とセットで見学することができるそうです。工場見学は年間約10万人前後の見学者の内、約9割は社会科見学の小学生だそうです。
ただし、平日限定で、10人以上で予約すれば一般の方でも見学は可能とのこと。また、平日の見学が難しい方には年に一度の「工場感謝祭」でビジターセンターと工場の一部を見学することができます。ちなみに今年の工場祭は11月2日(日)とのこと。
また、WEBサイト上で気軽に楽しくわかりやすく学べる「ファクトリーストーリー」(http://www.fhi.co.jp/kids/factory/index.html)でもスバルのクルマ作りを学ぶことができます。
スバリストの聖地といわれるビジターセンター。仲間を募っての見学もよし、工場祭で見学してもよし、是非一度スバルの歴史と貴重な展示を見学してみてはいかがでしょう?
スバルビジターセンターHP:http://www.subaru.jp/about/showroom/vc/
(井元 貴幸)