若い女性を狙って超小型自動車「コムス」が化粧直し

福祉や行政の現場、コンビニの配送用など多様なシーンで活躍している1人乗りの超小型電気自動車の「コムス」が4月1日に一部改良を受けました。

まだまだ次世代シティコミュータの普及には時間がかかると思いますが、パーソナルモビリティとして力を注いでいる「コムス」だけに、若い女性などもターゲットに据えた多彩なボディカラーが特徴です。

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ボディカラーに新色のチェリーパールクリスタルシャイン/シルバーメタリック、シルバーメタリック/ブラック、シトラスオレンジメタリック/ブラックの2トーン色を追加したほか、モノトーンのボルドーマイカメタリックを新設定。

さらに、夜間の視認性を向上させるためヘッドランプを走行用ビーム(ハイ)とすれ違い用ビーム(ロー)の切替式とし、フロントにディスクブレーキを採用してブレーキフィーリングの改善を実現しています。

COMOS COMS

さらに、オプションとして、「P・COM」のクォーターピラーのボディストライプを新設して2トーン色を際立たせているほか、サンバイザーを新たに用意。

税抜き価格は従来タイプと据え置きで、「B・COM」が68万7085円〜79万5058円(税込)、「P・COM」が82万800円。

なお、最大7万円の補助金の対象になりますので、ビジネスだけでなくプライベートの足としてももちろん購入可能。クルマまでは要らないけれど、オートバイや電動アシスト付自転車ではもの足らないという需要を掘り起こせるか注目です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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