消費税増税がいよいよ半月後に迫り、新車販売で駆込み需要が顕著になっています。
昨年12月をピークに、その後少々落ち着きを見せてはいるものの、今年に入っても販売は好調で、特に軽自動車は前年同月比で+20%以上の販売増を維持している状況。
こうした駆込み需要は中古車でも同様で、軽自動車がやはり+20%の高い伸びを示しています。
また、先回の消費増税(3→5%)以降の新車販売推移を振り返ってみると、登録車が増税直後に100万台規模で急減した後、2005年を境にさらに販売台数を落とし続ける中、軽自動車は逆に増税以降に需要が底上げされており、リーマンショックや震災時も極端に落ち込む事も無く、比較的安定した販売を維持しています。
中古車では新車以上にその傾向が顕著で、販売が右肩上がりになっている様子がグラフから一目瞭然。
新車販売が年間200万台強なのに対して昨年は2006年に続いて300万台を突破するなど、中古車市場の中でも軽自動車は43.5%のシェアを占めています。
また中古車販売の大手業者統計によると、2013年度の上位TOP10に軽自動車が4車ランクイン。(1位:スズキ/ワゴンR、5位:ダイハツ/タント、6位:同/ムーヴ、10位:スズキ/ワゴンRスティングレー)
価格帯80万円~100万円の高年式車が売れており、消費増税(+3%)前に購入を済ませようとする消費者心理は中古車の場合も何ら変わる事が無いようです。
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