「くまモン」バイクをホンダが出すワケとは?

二輪ファンならご存じだと思いますが、国内唯一のホンダの二輪生産拠点は熊本県にあります。1976年にホンダ4番目の製作所として誕生した熊本製作所で、1977年に鈴鹿製作所から移管された50〜70ccのバイク生産を皮切りに本格的な稼働を開始。

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その後、軽自動車用のエンジンやAT生産などを経て、2008年から大型二輪の生産が移管されて、国内唯一の二輪生産拠点になりました。

「国内のホンダの二輪=熊本で生産」ですから、ホンダが「くまモン」をイメージした「モンキー・くまモン バージョン」をリリースすることは不自然ではありません。

先日、お隣の鹿児島県を訪れた際もホテルや空港などで「くまモン」のお土産をたくさん見かけました。東京にいるとわかりませんが、九州全体で「くまモン」が盛り上がっているのでしょう。

前置きが長くなりましたが、50ccエンジンを積む「モンキー・くまモン バージョン」は、「くまモン」のイメージカラーであるブラックとレッドを車体各部に表現されています。

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燃料タンクは、ブラックを基調にレッドのストライプをあしらった2トーンでペイントされ、「くまモン」のイラストバッジと立体的な「HONDA」エンブレムを配置。また、「くまモン」のほっぺたをイメージしたレッドのホイールを履くなど、遊び心にあふれた仕様としています。

発売は4月14日からで、価格は33万6960円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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